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昨日「シネプレックス水戸」で「渇き。」を観てまいりました。



時系列がポップで激しく入れ替わり、血が流れる、レイプされるなどの残酷描写の連続で、飽きる暇は一切なく、気がつけば疲労困ぱいのなかエンドロールになっていました。

役所広司は終始、イライライライラこれもうまくいかないあれもうまくいかないそこから染み出るような汚れた汗をかいたまま、煙草を吸って吸い終わる前に投げ捨てて、酒を飲み瓶を投げつけガラスを散乱させ、罵詈雑言を発して暴れまわっていました。気持ち悪くなる迫力の演技です。そして、死にません。（私は三回は死んでいると思う）

観終わった後にふと思いましたが、先日観た「春を背負って」は悪い人が一切いませんでした。この映画は良い人が一切いませんでした。全員悪人です。（どちらも珍しいですが）

体力と気持ちに余裕があるときに観に行ってください。

井坂


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